親知らずで悩んでいませんか?

投稿日:2016年9月3日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科衛生士の石橋です。
9月に入り、少しずつ秋の気配が近づいてきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、皆さまお気をつけくださいね。

今年の夏も暑かったですね。
食欲がなくなってしまう方も多くいらしたのではないでしょうか。

私は食べることが大好きでどんなに暑くても食欲旺盛なのですが、
実は先日食欲のなくなる出来事がありました。
原因は「親知らず」です。
親知らずが生えてきて、歯茎に痛みが出てしまったのです。
マメにケアを続けたおかげで数日で痛みは治まり、食欲は回復しました。

当院にも親知らずでお悩みの方が来院されることが多いので、
今回は親知らずについてお話したいと思います。
親知らずは第三大臼歯のことで、18歳臼歯とも呼ばれ、20歳前後に
第二大臼歯の奥に生えてきます。

よく親知らずについてご質問をいただくのが「親知らずは抜いた方が
良いですか?」というものです。

親知らずは必ずしも抜かなければいけない歯ではありません。
まっすぐに生えていたり、噛み合わせの役割を果たしている場合は、
抜かずに残していきます。

また、私のように生え途中で痛みが出たとしても、しっかりケアをして
状態が安定していれば、そのまま様子を見ることもあります。
しかし、親知らずは横や斜めに生えていることが多く、完全に
生えずに歯肉が被っていることもあります。

その場合は清掃が難しく、細菌がたまって虫歯や歯周病になってしまい
痛みが出たり、場合によっては親知らずの手前の歯にも悪影響を
及ぼすことがあるのです。

治療やセルフケアで症状が改善しない場合はトラブルの原因の
親知らずを抜歯することが多いです。

親知らずを残していくか抜くべきかは、お口の中の状態や
レントゲン写真を見て判断していきます。
もし残していく場合はトラブルを予防するために、親知らずに
アプローチしやすいお手入れ道具もご紹介いたします。

親知らずが気になる方は、是非一度ご相談ください。
お口のトラブルをなくして、これからの食欲の秋をたっぷり
満喫しましょう!

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