奥歯を守りましょう
投稿日:2017年4月7日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の田﨩です。
今週から新年度が始まりました。当院にも新しく衛生士が入り、気持ちも
引き締めていかなければと思っています。
私事ですが、うちの娘も4歳になり、幼稚園に入園します。
大きくなったなあ思いつつ…ある日「歯が痛い」と言い出しました。
実は乳歯が生えるのがとてもゆっくりで4歳直前でやっと上の奥歯
5番目の歯が生えてきたのです。
乳歯が生える時、歯肉を破りながら出てくるので、萌出時痛みを
感じることがあります。
お子さんが「歯が痛い」と言ったら是非新しい歯が生えてくるのか
チェックしてみて下さい。
乳歯だけでなく、歯が生えてくるときに痛いと感じることはほかにも
あります。皆さんご存知の親不知です。
新大学生や新社会人の年齢の方に多くみられる症状かと思います。
まっすぐ生えてくれれば萌出時の痛みだけで済むはずが。。。
下の親不知は横やななめに向かって生えてくる方がたくさんおられます。
それでもしっかりケアできれば抜かずに残すことができますが、斜めに
生えてしまうと磨きにくく、虫歯や歯周病になりやすい歯です。
歯周病で親知らずの周りに炎症が起き、放置してしまうと、手前の歯の
周りの骨まで溶かしてしまい、結果として親知らずと手前の大事な奥歯を
抜かなければならないと診断されてしまうこともあります。
奥歯と言われている大臼歯にはご自身の体重と同じくらいの力がかかると
言われています。
また、大臼歯を失うことで咀嚼力も低下し、うまく噛めずに肥満や
全身疾患を引き起こしてしまいかねません。
噛むのに一番重要な奥歯を守るためにも、「奥歯が痛い」
「歯肉が腫れてる」「歯磨きで血が出る」などという症状が出たら、
是非早めに受診してください。
早期発見することで奥歯を守ることができます。
新生活のスタートで何かと忙しいと思いますが、健康の入り口である
お口の中のことです。時間を見つけて検診にいらしてください。
戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「須藤歯科医院」
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