成長の個人差

投稿日:2019年5月17日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科衛生士のたじまです。
今年のゴールデンウィークは長い方では10連休と大型連休でした。
また、そんな中お仕事をされていた方もいらっしゃるかと思います。

私は実家周辺で子供たちと過ごしていましたが、観光地なので遊びに
来ている方がたくさんいて、電車は満席、駐車場も満車…といった
感じでした。
祝日にもかかわらずお仕事をしている方には感謝の気持ちでいっぱいです。

私事ですが、娘が今年6才になりました。
実家には姪っ子もいて同じく6才です。実家に帰ると私が姪っ子たちも
仕上げ磨きをしてあげています。

姪っ子は永久歯が1本生えてきました。いわゆる6才臼歯と呼ばれる
大きな歯です。
「これから一生使っていく歯なので大事にしようね」と、話すと
一生懸命磨いていました。

またお友達も「もう5本も歯がぬけたよー」とにこっと笑顔で前歯が
ないのを見せてくれました。
乳歯が生える時期、乳歯から永久歯に生えかわる時期というのは
平均的にはいつか、というのが定まっています。

多くの場合、乳歯は生後4か月から7か月で生え始めます。
たいていの子は下の前歯から生え、続いて上の前歯が生えてきます。

2歳くらいまでに、乳歯の真ん中から3番目の犬歯までが生え、
3歳頃には乳歯の奥歯までの計20本が生えそろうといわれています。

しかし、成長には個人差があり、もっとゆっくり生えてくる子もいれば
約2000人に一人は歯が生えた状態で生まれてくる子もいるそうです。

わが子は4歳を過ぎてから乳歯がすべて生えそろいました。
そして今も永久歯の生えてくる兆候もなく前歯も揺れることなく
一般的な生えかわりの時期からどんどん遅くなっていきそうな様子です。

周りのお友達のママ友からも相談されることもありますが、平均値は
1年前後の幅があるので心配ありません。

ただし、先天的に永久歯がない方もいれば、癒合歯と言って2本の歯が
大きな1本になっていることもあります。いつまでたっても乳歯が
抜けない、抜けたのに生えてこない方もいらっしゃいます。

平均的にはいつ生えかわるのか、健康な状態はどんな状態かを知って
おくことで異常に気付くことができます。

7歳になっても永久歯が生えてこない、乳歯が抜けないとなった時には
レントゲンを撮って永久歯があるかどうか、歯肉の中の見えないところ
を確認してあげることが必要があります。

大人だけでなく、子供も定期的な検診を受けることで病気だけでなく
異常に気付くことができ、早期に対応することができます。
5月は学校での歯科健診があるところも多いと思います。

その前に是非ご家庭でもセルフチェックをしてみて下さい。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
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