顎関節症を予防しましょう

こんにちは。歯科衛生士の寺下です。
連日暑い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか？
異常な暑さや新型コロナウイルス感染症の未だ収束がみえない日々から、
ストレスを無意識のうちに溜めてしまっている方も多いことでしょう。

ストレスを感じていると知らず知らずのうちに食いしばってしまって
いることがあります。その状態が長時間続いてしまうと顎に
負担がかかってしまう場合があります。

そこで今回は顎関節症についてお話しします。
顎関節症とは口を開け閉めするときに顎関節の音(ポキポキ)がする、
口が開けにくい、あごが痛い、噛み合わせに違和感が出るなどの症状が
みられる病気です。また、これらの症状のほかに頭痛、肩こり、めまい、
目の疲れなどの多様な副症状がみられることもあります。

顎関節症の原因としては食いしばり、歯ぎしり、外傷、精神的ストレス、
姿勢の悪さなど様々な要因があると言われています。
顎関節症の症状が出た際は、そのまま放置しておくと症状が悪化して
しまうことが多いため、早期治療をすることが大切です。

歯科医院で出来る顎関節症の治療は、顎関節周りの筋肉をレーザーを
使ってリラックスさせてあげたり、就寝時に使うマウスピースを
作ることが主です。

また、顎関節症の症状を改善、予防するためには日常のセルフケアも大切です。

 
①食いしばるような体勢をなるべくさける。
　・高さが高すぎる枕を使わない。
　・スマホやPCを長時間使わない。
②頬杖をつかない
③固いものを食べすぎない
④咬筋(顎の周りの筋肉)をマッサージする
⑤肩の力を抜く、肩のマッサージをする
⑥ストレスを溜め込まない
 
何か気になることがあれば、早めの受診をおすすめします。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「須藤歯科医院」