唾液緩衝能は味覚も左右するという話
投稿日:2024年9月14日
カテゴリ:未分類
こんにちは。須藤歯科医院の川島です。
残暑が厳しい日々ですが、体調に気を付けて過ごしていきましょう。
秋は食べ物が美味しい季節になりますが、近年唾液がうま味の感じ方に
とても影響するという結果が発表されました。
よい質の唾液は食べ物も美味しいということです。
本来唾液は様々な働きと共に唾液緩衝能という機能をもって口内を酸性から
アルカリ性に中和することで酸による歯や組織の損傷を和らげていますが、
加えてこの緩衝能が高い方は低い方と比べると特にグルタシン酸ナトリウム
(うま味)の感受性が高いことが判明しました。
これまで歯を酸から守り、むし歯になるのを防ぐ役目に注目が集まっていました
が食べ物をより一層おいしく食べるためにも重要な役割を果たしているようです。
口腔内の健康を守る唾液は、人間の身体を作る基礎の食べることにも深く繋がっ
ているのですね。日々の食事と唾液に感謝をして健康な毎日を作っていきましょう。
戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
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