歯の着色について

投稿日:2016年9月9日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。歯科衛生士の田中です。
9月に入り、朝晩は少し涼しくなってきましたが、日中はまだまだ暑いですね。

ところで皆さんはお茶やコーヒー、紅茶などをよく飲まれますか?
このような飲み物をよく飲まれると歯に色がついてきて
気になる方もおられるかと思います。
そこで、今回は歯の着色について書きたいと思います。

歯の着色は歯の面に付着する原因物質により、着色の仕方が分類できます。
もっとも代表的なものがお茶やコーヒー、紅茶、ワインなどの
食物の成分やたばこです。

歯の着色は歯の表面や近傍にあるカルシウムや唾液由来のタンパク質と
結合するすることによって起こります。
この結合は比較的弱いものなので歯ブラシでこすると落とせますが
時間がたつと着色が酸化して徐々に取れにくくなります。

そのため、歯への着色を防ぐには強固に付着する前に、毎日の
ブラッシングで除去することが重要です。

ところで皆さんは普段の歯磨き時に歯磨剤は使って
いますか?多くの歯磨剤の成分の中には清掃剤(研磨剤)
が含まれており、その成分によって着色除去効果が
あります。

何もつけずに歯磨きをしている方は、いくら毎日丁寧に
磨いていても着色がついてきてしまいます。
最近では着色除去を主な効果とする歯磨き剤が多く
市販されており、また歯科医院専売の物もあります。

歯の着色は歯列や唾液などのお口の中の状態、食生活習慣や
嗜好品など様々な要因が関連しています。

毎日ブラッシングをしてもどうしても落ちない、ついてきて
しまう着色は私たち専門家がクリーニングしていきますので
定期的なクリーニングを受けていただくと歯の白さを
保てるかと思います。

強く歯ブラシを当てすぎてしまうと歯が削れてきてしまう
原因になりますので注意して磨いてみてください。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで
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