子供の虫歯予防

投稿日:2016年12月16日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは歯科衛生士の田嶋です。

先日の関東の積雪に続き、札幌でも15年ぶりの大雪となり全国的に
寒い冬となりそうですね。
インフルエンザの流行も早く、娘の保育園でも風邪の予防に力を
入れているようです。

風邪の予防はうがい、手洗いが基本となりますが、子供の虫歯予防には
様々な方法があります。

子供の虫歯は、歯と歯の間と奥歯の溝。この2カ所から始まることが
ほとんどです。今回は子供の虫歯予防についてお話ししたいと思います。

まず、ご家庭でできる方法としては、ブラッシングや食習慣の見直しが
あります。
そして、歯科医院でできる方法としてはフッ素とシーラントがあります。
生えたての乳歯や永久歯は非常にもろく、むし歯になりやすい為、歯質強化の
ために、フッ素塗布を行います。

また、奥歯の溝は、深く複雑な形をしていて虫歯になりやすいです。
その溝を埋めて、磨きやすい形にするのがシーラントです。

実際の方法としては、まず、溝の中を機械的にお掃除し、お薬を塗ります。
そして、唾液が入らないようしっかり乾燥させて、プラスチックのような
材料いれて溝を埋めていきます。

削ることがないので負担も少なく、味もなく食事制限もないのでお子様の
ご機嫌の良い時に行うことができます。
もちろん、一度詰めたものが取れてしまうこともあるので、シーラント
を行った後も定期的に健診を受け、フッ素も一緒に行うことが、より
効果的です。

6才前後で生えてくる永久歯。生涯を共にする大切な歯です。

生えはじめからしっかり虫歯予防を行い、何でも噛める丈夫な歯、
風邪に負けない元気な体を作っていきましょう。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進治療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「須藤歯科医院」

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