原因不明?お口の違和感?迷ったら歯医者へ!
投稿日:2019年3月22日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科助手の黒須です。去年の夏が猛暑だった影響で
今年の花粉の量は3倍ともいわれています。
小さいお子さまから高齢者まで鼻水鼻づまり、目の痒みにすでに
悩まされているのではないでしょうか?
ところで、歯が痛かったり、歯に違和感があったりするのに
歯医者に行くと穴も開いてなければレントゲンを撮っても
虫歯じゃないと言われ、問診や大きなパノラマレントゲンを撮ると
耳鼻科を勧められる症状があります。
それは、上顎洞炎です。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、分かりやすく言うと蓄膿症、
副鼻腔炎でしょうか。上顎洞とは頬骨と歯の間の空洞のことをいいます。
主に風邪をひいて鼻が詰まっていたりして、その鼻腔の炎症が空洞に
ひろがり起こります。
症状としては、歯をたたくと響く、歯に違和感がある、鼻水がでる、
鼻の奥でくさい臭いがする、目の下や頬骨を押すと痛い、
歩いたりすると響く、下を向くと重い感じがするなどの症状がでます。
そこで、歯が痛いという症状から歯医者に来院するかたも多く
いらっしゃいます。何故、歯に症状がでるかというと、
奥歯の根っこが上顎洞に近く、人によっては少し突き出ているかた
もいるため、炎症を起こすと、歯に症状がでるのです。
歯科では、まずレントゲンを撮って虫歯の有無を確認、
問診をして必要であればパノラマレントゲンを撮ります。
上顎洞炎は目の下の空洞が正常だと黒く写るところが、炎症があると
白く写ります。
そして、必要に応じて抗生物質を処方しますが、症状が重いかたは
耳鼻科の受診をお願いしています。
また、大きな虫歯や歯周病があり、それが原因で同じような症状が
でることもあります。それが歯性上顎洞炎です。主に歯が原因の場合は
症状がどちらか一方にでます。
虫歯や歯周病を放っておいて、その細菌が上顎洞に感染して症状がでます。
その場合、基本は抜歯、または治療によって希に残せることもあります。
と、同時に抗生物質の服用で細菌を除去し治療します。
上記のような症状があって、耳鼻科かな?歯医者かな?どちらに行ったら
よいか迷ったときは、まず歯医者に行って虫歯の有無を見てもらっても
よいかもしれませんね。
戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「須藤歯科医院」
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