妊娠中のデンタルケア

投稿日:2022年3月11日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。
歯科助手の黒須です。
早くも花粉が飛散し始めたとテレビで言ってましたが、花粉症の方は
早めの準備が症状軽減につながりますので、ご準備を。

今回は妊娠中のデンタルケアについてお話したいと思います。
2021.9月号の初めてのたまごクラブを参照。

妊娠してから口腔内がネバネバしたり、においが気になったり、
歯肉が腫れたり、出血したり、そんな症状ありませんか?

妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増えて口腔内の細菌が増殖
しやすくなります。そのため、歯肉が赤く腫れたり出血
しやすくなります。これが歯肉炎の症状です。

そして歯肉炎が進むと歯周病になることも。
歯肉炎や歯周病になっていると出産にもリスクが生じると
データがでています。早産や低体重児出産です。

喫煙、アルコール摂取している方よりも7倍のリスクが
あると言われています。
そこで、日頃の口腔内ケアが大切になってきます。
妊娠初期はつわりがあり歯ブラシをするのも大変です。

歯ブラシのヘッドを小さいものにしてみたり、歯磨き粉が無理
ならつけずに磨いたり。歯ブラシが入れられないなら、
水か洗口剤でうがいをしてみたり。

できれば1日1回だけでも気分の良いときに磨けると
よいのですが。体調と相談して無理せずに。

また、妊娠中は唾液の分泌も少なくなり口臭や虫歯の
リスクが高くなります。水分をこまめに摂取して乾燥を
防いだり、左右顎の下の唾液腺をマッサージして唾液の
分泌をうながしましょう。

安定期に入ったら歯医者に行って虫歯の治療や
クリーニングをし、出産に備えてください。

治療に不安があったら、なんでも先生に相談してみてください。

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
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