入れ歯症例⑦ 「合唱クラブでも安心して歌えます」

投稿日:2023年1月12日

カテゴリ:入れ歯治療例

「合唱クラブでも安心して歌えます!」(男性)

こちらの方が最初に来院されたのは、昭和55年のことでした。

これまで欠損部分には、インプラントを選択していましたが、今後のことを考慮して今回は、外科的な侵襲、負担の少ない入れ歯治療を選択しました。

インプラントと違い、見た目のことが気になっていましたが、スマイルデンチャーは審美的にも優れており、一見して入れ歯とはわからない構造になっています。
このsingという入れ歯は、営業職など人前で良くお話しをする仕事の方、趣味で歌が大好きな方のために、開発されたものです。そういった方のご希望に応えるために、CAD/CAMを使用し、手作業で合わせた入れ歯の設計をコンピューター上で行い、チタンという金属部分を3Dプリンターで製作することで実現されたものです。

今回は、右上3本の欠損部分に対する入れ歯ですが、両側に支える歯がなく片方だけで支えるため、入れ歯が不安定になってしまいます。反対側(左側)まで見えない裏側に延長する維持装置を使用しています。入れ歯自体は多少大きくなりますが、これにより周囲の歯への負担を軽減し、耐久性も格段に高めることができます。趣味で合唱を行っている方でしたので、最初の心配していたことは杞憂に終わったそうです。

【▼入れ歯装着前】

入れ歯治療症例

【▼入れ歯装着後】

入れ歯治療症例

【▼製作したスマイルデンチャー】

入れ歯治療症例

年齢・性別 80代・男性
治療期間 1ヵ月
治療回数 4回
治療費用 右上 765 チタン床義歯(スマイルデンチャー Sing)360,000円(税込)
リスクなど ・慣れるまで口腔内で異物感を感じることがあります。
・ごく稀に金属アレルギーがある場合があります。

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