大事な歯を強化しましょう！

こんにちは。歯科衛生士の寺下です。
連日猛暑日が続き、外に出るだけで体力を奪われる気候ですね。
しっかりと栄養を補給して夏バテ対策が欠かせませんが、満足のいく
食事をするためには健康なお口の中も大切ですよね。

さて、今回は歯を強くするものについてお話しします。
そもそも歯が強いとはどういう状態なのでしょうか？

①歯のエナメル質や象牙質という部分が硬く、外からの衝撃に
対して、簡単に割れたりしない。
②お口の中が清潔で虫歯になりにくい。
③歯ぐきの状態がよく、歯周病に罹患していない。
(歯の土台がしっかりしている)

これら3つが主に歯の強さに関係してきます。

では、歯を強くする方法はどのようなものがあるのでしょうか？

①食べ物から栄養をとり物理的に歯を強くする。
カルシウムやビタミンA、ビタミンCは歯を強くする栄養素です。
カルシウムは歯の石灰化の働きを助けます。
(牛乳やヨーグルト、小魚などに多く含まれます。)

ビタミンAは歯の表層であるエナメル質の土台を作ります。
(にんじん、かぼちゃ、卵などに多く含まれます。)
ビタミンCはエナメル質の下にある象牙質の土台を作ります。
(ブロッコリー、いちご、みかんなどに多く含まれます。)

②食後の歯磨きで虫歯を予防する。
お口の中は普段中性を保っていますが、食事をすると酸性になります。
酸の影響によって歯からミネラルが溶け出てしまうと虫歯になり
やすくなります。お口の中が酸性になっている時間をなるべく短くし、
歯磨きは食後30分をめどにするとよいでしょう。

③定期的にフッ素を塗る。
フッ素はエナメル質を強化し、酸性物質に負けない歯を作る働きをします。
フッ素入りの歯磨き粉を日常的に使用することも大切です。

④歯科医院で定期的なメインテナンスを。
ご自身でのお手入れもかなり大切ですが、どうしてもお手入れが
行き届かないところを定期的に歯科医院にてメインテナンスをし、
早期発見することで、健康なお口の中を保つことができます。

お口の中や体の健康のためにひとつひとつできることから
始めてみてはいかがてしょうか？

戸田公園 予防歯科を中心に、審美、入れ歯、インプラントの先進医療まで
丁寧なカウンセリングを大切にする街の歯医者さん「須藤歯科医院」